東横線高架跡地渋谷ブリッジ内にホステルホテル「HOTEL GRAPHY SHIBUYA」が新規開業!
2013年に東急東横線渋谷駅が地下化されたことに伴い、東横線高架下エリアの再活用が進められて早10年程度が経過する中、振り返ると渋谷から代官山を結ぶエリアには2015年に「ログロード代官山」が開業し、2018年には渋谷ストリームと渋谷ブリッジが開業しています。
そして今回この渋谷ブリッジ内エリアに新たに開業を迎えたのが特徴的な曲線を描く外観が印象的なホステルホテル「HOTEL GRAPHY 渋谷」になります。
HOTEL GRAPHY SHIBUYA
画像からは分かりにくいかもしれませんが、こちらはホテルの正面飾られた意図を使ったホテル名を冠したアート作品。
釘と糸を使って表現されている象徴的な存在。
東横線高架跡地にオープンしている渋谷ブリッジ内に74室のコンパクトなスタイルで、東横線の中でも最大の難所として知られたR160(曲線半径160m)の急カーブ上に建つ為、大きな曲線を描く建物という大きな特徴が挙げられます。
電車のレールをイメージさせるビジュアルが各フロアに印象的にデザインされているのもここが東横線高架跡地だという事を想起させるポイントになっています。
運営はSocial Apartmentやコワーキングスペースなどを展開する株式会社グローバルエージェンツ。
ホテルに関してはTHE LIVELYやThe Millennials、slash、ESTINATE HOTEL、UNWIND HOTEL & BARといった施設を運営している実績があり、運営面やホスピタリティ面に対する安心感や信頼性も高い施設となります。
朝食、ランチ、ディナーは1FのGraphic Grill & Barで提供され、7Fには心地良いテラス空間を備えた宿泊ゲストが24時間利用可能なラウンジもあり、ビリヤード台があるので仲間やゲスト同志のコミュニケーションも図れる共用部となっています。
朝食メニューもかなりボリューム感のあるメニューがラインナップされながらも、野菜もしっかりと採れるバランスを考えられた構成になっていました。
フォカッチャのようなパンは食感も香ばしさも良く、ジューシーなソーセージとポーチドエッグのとろとろ具合も完璧です!
サラダがセットに付いてかなりボリューム感もあり、デザート感覚でも頂けるドーナッツフレンチトーストはフルーツの甘みと酸味のバランスに、爽やかなヨーグルトの食感が女子に大人気のメニュー。
最上階の7Fにはドリンクバーを備え、遊び心の演出も考えられたビリヤード台が設置され、宿泊者同士の憩いやコミュニケーションの場としても活用したいラウンジ空間となっています。
テラス空間は開放的で視線の先には東京タワーを望む事も出来ます。
客室は通常のユニットバスがついたタイプとホテル内のシャワールームを利用する水回りのついていない客室、そしてホステルの代表的なドミトリータイプと好みに合わせてセレクト出来るのが特徴です。
Amenity Barを1F受付に併設し、必要なものを自身でピックアップしプラスチック使用量の削減などSDGsへの取り組みも重視しているエコなホテルでもあり、香りに関しても「時」をテーマとしてオリジナルアロマを開発する程、力を入れているそうです。
様々なオリジナルアイテムの開発も進めていて、エコバッグやマグカップ、ペンやT-SHIRT類、アメニティ関連と幅広くカバーされています。
立地としては、渋谷駅前の喧騒からは無縁のエリアでもあり恵比寿や代官山へのロケーションの良い場所になります。
地方からの東京エリアへの出張ビジネスマン始め、バックパッカーやインバウンド需要を含め、注目度の高い使い勝手の良いホステルホテルがオープンしたのではないでしょうか?
個人的にはランチタイムやカフェ使いでGraphic Grill & Barを使用するのもかなりアリだなと感じました。
【HOTEL GRAPHY 渋谷】
住所:東京都渋谷区東1-29-3
電話:050-1808-5092
客室:74室
駐車場:なし