抜群の魚介の旨さ!恵比寿隠れ家イタリアンBLUでカウンターデート飯!
恵比寿駅から徒歩10分圏内で、駅からは程良い距離があり駅前の喧騒を忘れられる隠れ家感のあるロケーションがデート飯に持ってこいのイタリアンを発見した!
恵比寿というエリアでもある程度目的を持って少し大人の層が流れてくるようなお店がイタリアンBLUだ。
BLU
魚介に力を入れていて、珍しく肉に頼っていないイタリアンで料理もしっかり美味しいという情報を耳にして訪問した次第。
ビルの2階へ上がるとアンティーク調のガラスショーケースと明るい木扉が印象的だ。
店内に入ると照明は程良く落とし気味、この時期ディナースタート時間でも外はまだ明るいが一気に大人のムードある空間になる。
奥には貸切可能な8名の収容力がある個室があり、テーブル席が2つとカウンター席の誂え。
デート飯使いであれば迷わずカウンターをオススメしたい!
カウンターに置かれたテーブルランプは木製のアンティーク感のある特徴的なもの、壁面には彩り鮮やかなワインボトルが模されたデザインが施され雰囲気が良い。
乾杯は魚介類に良く合うという微発泡のSEAFOOD&COの白ワインで。
軽いシュワっと感と爽やかな飲み口が魚介な旨みとピッタリでかなり飲みやすい。
そして初っ端から度肝を抜かれた長崎五島列島の岩牡蠣がサーブされた…
牡蠣の粒がえらくデカい!
身がプリプリで軽くレモンを搾って一気に口の中に啜り込むと弾力のある食感と旨みが溢れて口の中が大渋滞…
美味い!
続いて出てきたのが、美しいブルーのプレートに彩りが何ともさ鮮やかで新鮮野菜がふんだんに楽しめる「BLUの海の一皿」
旬の魚(この日は身の厚いカンパチでしたが)と新鮮なプラムやモロッコインゲン、水茄子にヤングコーン、トマトなどの野菜をシチリア産のオリーブオイルとゲランド塩でマリネしたカルパッチョのようなもの。
カンパチの脂がのった旨み、野菜の瑞々しさ、程よい塩味を利かせる事で甘みも引き出した一皿です。
パスタは「ペスカトーレ」
海老やイカがゴロッと入った、魚介の出汁がふんだんに詰め込まれたペスカトーレはトッピングに雲丹が贅沢に使われた一皿。
太麺のパスタにソースが良く絡み、ひと口食べる毎に濃厚なソースが至福をもたらしてくれる!これはソースを自家製フォカッチャで余す事なくすくって食べてしまう…
ソフトドリンクで面白かったのはイタリアのクラフトビールメーカーとして有名なオープンバラディンのコーラ。
アフリカのコーラナッツを使った食品添加物不使用、天然素材のみのコーラとの事ですが、色が赤いんです!
でも喉越しはしっかりとコーラだから不思議だったなぁ。
ダメ押しで魚介の旨みにノックダウンされろ!って感じで出てきたのが「真鯛のアクアパッツァ」
真鯛の表面はカリッと火入れされ、身は柔らかくホロホロなので食感のコントラストが面白い。
あさりやムール貝もゴロッと入っていて旨みの凝縮度がハンパないんです!
ドライトマトの酸味、オリーブの程良い塩味と、食べ合わせのトータルバランスが素晴らしいアクアパッツァだった。
そしてこの旨みが滲み出たスープを最後までしっかりいただく為に追加したのがクスクスの表面にパルミジャーノチーズを乗せ焼き目を入れたもの。
これをスープに浸して出汁を吸わせて丸ごといただく…
クスクスの食感、チーズに焼き目を入れる事で香ばしさが高く〆に最高。
ちなみに魚の調理法についてはお客様の好みでシンプルにローストにしたり、アクアパッツァにしたり、漁師風の煮込みにしたりと色々好みに対応してくれる柔軟さも。
ドルチェはシーズンで色々変わるらしく、その場で何があるかを伺いオーダー。
この日選んだのは桃のソルベ。
旬の桃を使ったサッパリとした口当たりにほのかな甘さが食後にバッチリでした。
コーヒーやカフェラテを用意されてる点も個人的にはかなりポイント高かったです。
スタートからラストまで魚介の旨みを突きつけられ、久々に美味しい魚介を食べたなーと感じました。
食材を活かした調理法、お客の好みに合わせる対応力、サービス力と素敵なお店を発見出来た夜でした!
【BLU(ブル)】
東京都渋谷区恵比寿1-22-8 EBISU FIRST PLACE 2F
050-3503-7537
11:30~15:00(LO.14:00)
18:00~23:00(LO.22:00)
30席
https://blu-italian-restaurant.business.site/