体験できるエキシビション!キリン #カンパイ展 2019
昨年2018年のキリンビール130周年、キリンレモン90周年を記念して開催されたカンパイ展の第二回目の開催が現在横浜赤レンガで開催中だ。
第二回目のテーマは『Wish You Good luck!』
#カンパイ展 2019は、知る。見つける。さわる。遊ぶ。飲む。を体感すべく、3つの部屋と2つのインタラクティブ・コンテンツで構成されている。
#カンパイ展
受付を済ませ、最初の空間へ足を踏み入れると…
真っ白な空間と真ん中にはテーブルセッティングが。
横浜発祥のコトやモノに絡めた様々な文化が体験できる空間「Born in Yokohama!」
実は横浜は、日本ビール産業の発祥の地。
1870年にウィリアム・コープランド氏がスプリングバレー・ブルワリーを開設し、1885年にコープランドの醸造所の跡地にジャパン・ブルワリー・カンパニー(キリンビールの前身)が設立されたことに始まっているんです。
このテーブルコーディネートにセッティングされているナポリタンや横浜野菜、アイスクリームなどは、横浜で生まれた文化が凝縮されているんです。壁面にも横浜の文化の歴史が展示され、今では当たり前である文化の発端が横浜から始まっていることが多いことを学ぶことができる空間になっているんです。
各テーマ分けされた部屋にはスタンプラリーが用意されていて、全て揃えると最後にお土産が貰える仕組みとなっています。
是非揃えてみて下さい!
80年代は日本ビールの変革期と言われていて、デザインや大きさを競ういわゆる「容器戦争」勃発と言われていたそう。
バブル時代はその時代背景もあり、1987年に10年ぶりにビール消費量が前年を10%以上伸ばしたんですって!
90年代は本物志向の発泡酒が開発されたり、季節や地域限定のビールの登場、ネーミングの多様化が目立った時代が到来し、00年代に突入。
ビール、チューハイ、お茶などのソフトドリンクに新たなジャンルが生まれる00年代を駆け抜けている。
そんな時代の移り変わりがパッケージなどのディスプレイで振り返れる第2の空間が「Good Luck! with Your Life」
自分と同い年の1973年キリンビール
シンプルで結構シュールなデザインだけど、逆に今出したらウケそう・・・
このはちみつ&レモンのデザインとかかなり懐かしい気持ちを思い起こさせてくれる!!
時代を感じるパッケージですよねぇ・・・
その時代時代の流行や、デザインがパッケージに反映されていて振り返ると結構面白いんですよね!!
第3の空間はキリンのシンボルでもある、「聖獣麒麟」にまつわる空間。
伝説上の動物として知られる、聖獣麒麟は「慶事の前触れ」、おめでたいことの前に現れる存在。その聖獣麒麟を通じて、来場される方々のGood Luck!を願う体験型エキシビジョンになっているんです。
Good Luck!の泉には、釣竿がセットされていて、巻き上げると聖獣麒麟の秘密が記されていたり…
空中に張り巡らされたプレートがあり、何だろう?と思って眺めていると、ここから覗いて下さいという輪っかが設置されていて…
覗き込んでみると…
聖獣麒麟のシンボルマークが出現!!
面白い仕掛けでこのブースは小休止出来る空間にもなっているので多くの家族連れが寛ぎながら展示を楽しまれていました!
そしてこの聖獣麒麟のマークのたてがみ部分に「キ」「リ」「ン」の文字が隠されているのはご存知でした?
デザイナーの遊び心や偽造品防止など、諸説あるようですがなかなか面白い部分です。
第4の空間は、さわれる歴史、インタラクティブ・ウォールが設置され、1800年代からのキリンの歴史が壁に触れることによって浮かび上がる様々な仕掛けがあり、楽しみながら文化に触れることが出来る空間。
1888年のキリンビールの誕生の翌年1889年には早くも現在のキリンラガービールの原型となっている、大きな麒麟を描いたデザインが採用されているんです。
1986年には日本初の透明のペットボトル入りの紅茶「午後の紅茶」が発売。
当時、紅茶は冷やすと濁る性質があり商品化には多くの苦労があったそう。
クリアアイスティー製法なる技術が商品化を可能にしたからこそ、現在があるんですね。
1990年になると、ビールにも変革が!
それまでの一番搾り麦汁と、二番絞り麦汁をブレンドして作られるのが常識だったビール。
その常識を覆し、一番絞り麦汁だけで作り、上品かつサッパリした味わいが楽しめるキリン一番搾りが登場!
2017年になるとクラフトビール旋風が巻き起こります!
タッチしながら画が浮かび上がり、歴史が学べる点は小さな子も楽しみながらキリンについて知れる面白い試みだと思いました。
時代の動きが結構あるんだなぁ・・・と改めて思い知りました!!
最後の第5の空間は、Good Luck!カンパイホールとして、クラフトビールを実際に楽しみながら、インタラクティブ・テーブルの上で音や映像に触れまさにGood Luck!が訪れる空間になっている。
入り口で配られるカンパイ帳をテーブルに置くと、聖獣麒麟が飛び出して駆け回ったり…
カップを置くと、カップの周りに彩り鮮やかな波紋が広がったり…
色んなタイミングでテーブルの上を華やかに飾り、聖獣麒麟がハッピーをもたらしてくれんです!
スタートから最後まで、横浜の文化、キリンの文化を面白楽しく体感することが出来、思わず時間を忘れてしまうくらいに大人も子供も楽しめるイベントになっていて、何より無料で入場できるのが素晴らしかった。
9月1日まで開催している#カンパイ展はカップルでも、同性同士でも、ファミリーでも楽しめる幅広い世代に受け入れられるイベントになっています。
夏休みシーズンかなりの盛り上がりと昨年の来場者3万人を大きく上回る来場者数になることは間違いない予感がしました。
【#カンパイ展 2019 Wish You Good Luck!】
横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
〒231-0001 神奈川県横浜市中区
新港一丁目1-1
開催中~2019年9月1日(日)まで
平日11:00~19:00(最終入場18:00)
土日祝11:00~21:00(最終入場20:00)
※8月13日(火)~16(金)は11:00〜21:00(最終入場20:00)
入場無料