目白の伝統文化継承スポット小苦樂(KOKURA)で和文化と甘味を体感する!
目白の表通りからちょっと入った路地裏場所に現れる築80年以上の古民家がある。
小苦樂(KOKURA)
1階には甘味処があり2階に上がると日本の伝統文化を学べる教室がある。
日本の若者だったり海外の方々にも日本の素晴らしき伝統芸能や工芸・文化・食などを気軽に体験して貰う事で伝統ある文化の維持や継続、普及を担うという・・・そんな大きな使命を実践する場なんです。
『小さな苦労を楽しむ』という意味を持つ小苦樂は
利便性やスピードを優先する今の時代の中において
ふと足を止め日本の素晴らしさに目を向ける事だったり
一つ一つを積み重ねていく事の大切さを感じて貰いたいという想いが込められているんです。
入り口すぐには待合から躙り戸を完備した本格的な3畳の茶室と水屋がある。
戸を開くとフワッと香る畳の井草の匂いが心地良く鼻をつく…
一歩足を踏み入れるだけで何故かシュッと身が引き締まる感覚になるのは不思議…
こんな素敵な空間で甘味を頂く事も可能なんです♫
クリーム白玉栗あんみつ
定番の小苦樂のあんみつに、白玉・抹茶白玉、バニラビーンズアイスクリームを加え、更に剥き栗・渋皮栗の甘露煮、杏子をトッピングした贅沢なスイーツなんです!
お抹茶もしっかりと立ててくれる熊本の八女のお濃茶用の抹茶をお薄として使用する事でお茶の甘味深みをより感じられるんです!
無邪気にもところてんを作る過程をポージングしてくれるオーナー女将のお美しい瓜生美行さん。
ところてんは伊豆産の一番天草を使い圧縮釜製法で抽出された煮汁は精密濾過を施し独特の風味と自然本来の風味を敢えて残しているそう。
ところてんと寒天は本来同じものらしいのですが、そこに酸味の効いたタレとカラシを添えて刻み海苔で風味つけをした1品なんです!
冷たいお濃茶抹茶ぜんざい
こちらは冷たいお濃茶抹茶を注ぎ入れて完成品になるんです!
小苦樂で使用している抹茶は全てが”お濃茶用”の抹茶を使用していて「甘露なる苦味」を引き立たせる小豆と白玉のハーモニーを楽しむのが粋な食べ方。
日本の伝統文化の継承や継続など大事な役目を担うお稽古場ではこの日は研硯の先生がいらしてその場で硯を創り出す体験も出来たんです!
一言に硯と言っても様々なデザインが創れるしオリジナリティも出せるアイテムなんですね!!
目の前でパフォーマンスを繰り広げているのを目の当たりにしましたが・・・
この作業かなり力が必要そうで相当ハードな感じ・・・
でもかなり見応えのある迫力を感じるパフォーマンスだった!!
時間があれば体験したかったなぁ・・・残念!!
小苦樂では書庫、茶道、華道、着付け、金継ぎ、蒔絵、三味線、篆刻
煎茶、日本刺繍、和裁、一筆画、風鈴絵付け、扇面絵付け、ポチ袋絵付け
握り墨作り、研硯、囲碁、日本舞踊、手話、そろばん、写経、座禅・・・etc 学べる稽古の幅が広い!
目白の路地裏から日本の伝統文化を守り、継続し、育てる為に垣根や敷居、はたまた国境を越えて
様々な人々に味わって貰い気軽に体験出来る発信基地としての小苦樂に注目していきたい!!
【小苦樂(KOKURA)】
東京都新宿区下落合3-21-5
03-6883-8623
11:00~19:00
不定休
http://www.kokura-bluecampjapan.com/
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矢吹純(JOE)
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