銀座おのでらの新業態「廻転鮨 銀座おのでら本店」「立喰鮨 銀座おのでら本店」が表参道にオープン!
「銀座から世界へ」をテーマとして、銀座・ニューヨーク・ロサンゼルス・ハワイ・上海というグローバル展開を推し進め、世界5地域9店舗を展開する「銀座おのでら」。
「鮨 おのでら」ニューヨーク店、ロサンゼルス店や、「藁焼 銀座おのでら」においてはミシュランの星も獲得している実力店揃いなので、グルメ界隈では当然ながらその名も知れ渡っているでしょう。
特に2021年においては、新春恒例のマグロの初競りにおいて最高値で一番マグロを落札しているのでメディアで目にした人も多いでしょうね。
そんな「銀座 おのでら」がこの度、新業態を引っ提げて、表参道エリアへ新店舗をオープンしました。
その店舗は、「鮨 銀座おのでら」で培ったクオリティを”もっとたくさんの方に、気軽に楽しんでいただきたい”という想いから生まれた新業態で、表参道駅から徒歩で5分圏内にあります。
新業態は全部で3店舗。
「廻転鮨 銀座おのでら本店」「立喰鮨 銀座おのでら本店」と二子玉川にオープンする「鮨 銀座おのでら 弟本店」になります。
今回はオープン前の「廻転鮨 銀座おのでら本店」と「立喰鮨 銀座おのでら本店」にお邪魔して、【わくわくする楽しい鮨日本一】を体感させていただきました。
廻転鮨 銀座おのでら本店
表参道のアップルストアを背に、目の前の横断歩道を渡りそのまま直進するとすぐ右手に白を基調とした清潔感溢れる外観が目に飛び込んでくるのですぐに気が付くと思います。
看板を見てお分かりの通り、「廻転鮨 銀座おのでら本店」と「立喰鮨 銀座おのでら本店」は隣り合わせています。
店内は夕陽をイメージされたという橙の美しい壁に、きらきらと輝く波をイメージしたという「波板仕上げ」の天井が神々しく、店に足を踏み入れた瞬間に大きなインパクトを与え、廻転鮨とは思えない高級感を肌身で感じます。
カウンターの中では鮨職人の活気ある掛け声が飛び交い、威勢の良さや職人ならではの匠な雰囲気で溢れ返っています。
カウンター席の目の前には今時っぽくタブレットが設置され、オーダーは基本的にここから好きなものをチョイスするイメージです。
この日は内覧の為、メニューが決まっていたのでタブレットからはオーダーしませんでした。
そして壁には気になるポスターが…
あのマグロ卸で有名な”「やま幸」本まぐろの解体ショー”の文字が!
オープン日10/8(金)12:00〜やま幸の社長自らが来店し、本まぐろの解体ショーが行われたそうです。
「廻転鮨 銀座おのでら」「立喰鮨 銀座おのでら本店」は、両店共に「鮨 銀座おのでら」総本店の料理長・坂上 暁史氏によって徹底監修され、手間暇を惜しまない江戸前鮨を誰でも気軽に楽しめるよう廻転鮨スタイルで提供するコンセプトになっています。
そしてこちらが内覧日に用意されていた圧巻の「やま幸」の本まぐろです!
いやいや…物凄い迫力ですよ。
「鮨 銀座おのでら」総本店料理長・坂上 暁史氏
というか…
デカ過ぎますよね!
早速威勢の良い掛け声と共に本まぐろの大トロが握り始められ、レーンに乗って大トロが流れてきます!
やま幸の本まぐろの大トロがレーンに乗って流れてくるって、逆に超贅沢な気がしてきました!
やま幸本まぐろ・大トロ
美しい艶めきがその質の良さを物語っていて、口に含むとその柔らかで脂の乗った大トロがスッと溶けるように舌の上でとろけてシャリがフワッとほどけていく食感がもう悶絶級の美味さでした!
はい!これ間違いなく廻転鮨のレベルではないですよ!!
あまりの美味しさに感嘆にふけっていると続けざまに握られたのが・・・
有頭ぼたん海老
豊洲で仕入れているという有頭ぼたん海老は、その身の大きさと口にした瞬間に舌に絡みつくようなねっとりとした食感とその甘さに驚かされます!
頭も付いてるので中には海老味噌も入っていて思わずほじくり返してしまいますよ!
自家製小肌
程良い酸味の〆具合と赤酢シャリとの食べ合わせが胃袋をグッと掴み、更に食欲を掻き立てる味わいです。
自家製煮穴子
普段カウンター鮨で穴子が出てくると、そろそろ握りも終了かな・・・とちょっと儚い気分になってしまいますが、ここなら好きなタイミングで好きなだけいただけます!笑
江戸前鮨のネタとしても人気の高い穴子は、開いた穴子の骨から出汁を取って作ったツメでふっくらと優しい甘さで提供されます。
口に近づけた途端に鼻腔をフッとくすぐる甘い香りと、ふわっふわの食感は思わず目を閉じてじっくりと味わってしまいます。
厳選ウニ
厳選された北海道産のウニは「鮨 銀座おのでら」でも好評の1品。
美しい琥珀色に近いウニに思わず見惚れながら、山葵を軽く添えて口の中へ・・・
溶けてなくなるウニの衝撃の甘みは山葵によって一層強さを増し、何貫でも食べれてしまう衝動にかられます!
ひと言で申し上げると、「廻転」と「回転」という言葉の違いは見つけられませんでしたが、所謂チェーンの「回転」の方の寿司とは一線を画す業態で、仕入れるネタのクオリティや施す細かな手仕事の工程などを考えると値段設定もかなり企業努力が感じられるし、当然ながらそのクオリティの高さは間違いないという事です。
ちなみに店舗の奥には個室も2つ併設していて(実際の利用開始は店舗に問い合わせ下さい)、ゆったりとした空間で接待使いや会食使いで利用したい場合にも対応が可能なのはユーザーとしては嬉しいですよね。
ソファの上の板は取り外しも可能だそうで、隣の部屋と顔を付き合わせることが出来るそうなのでゆったりと8名程度で貸し切る事も可能なイメージでした。
そして隣に併設されている「立喰鮨 銀座おのでら本店」は、表からも中からも暖簾をくぐって入れるようになっています。
立喰鮨 銀座おのでら本店
店舗面積は4坪・カウンター7席と狭小店舗ではありますが、シンプルな佇まいが潔く凛とした気持ちになる大人が楽しめそうな空間に仕上がっています。
グランドオープン記念で大特価での提供を10月は展開されるそうです。
10/8(金)〜10(日)はやま幸のマグロ
15(金)〜17(日)は自家製煮穴子
22(金)〜24(日)は厳選ウニとの事で、要注目ですね!
表参道エリアにこの業態の鮨屋が出来た事で、今までは気軽に使える高級業態は知り得る限りないと思うので、新たな需要の掘り起こしとなり人気も出るだろうし、話題にもなるんだろうなぁと実感しました。
【廻転鮨 銀座おのでら本店】
【立喰鮨 銀座おのでら本店】
東京都渋谷区神宮前5-1-6 イルパラッツィーノ表参道1F
03-6450-6777
11:00〜22:00
不定休
59席(廻転鮨 銀座おのでら本店)
7席(立喰鮨 銀座おのでら本店)