おいしさ日本一の「宮崎牛」を家庭でも気軽に!和田 明日香さん考案のレシピを実食!

通称「和牛のオリンピック」とも呼ばれ、5年に1度開催されている”全国和牛能力共進会”という存在をご存知でしょうか?

 

日本全国各地の優秀な和牛が一堂に会し、改良の成果や飼育管理技術を競う大会として、雄牛、雌牛の体型等を審査する「種牛の部」と肉質を審査する「肉牛の部」があり、それぞれの部門の最高賞を「内閣総理大臣賞」としています。

 

これを受賞して初めて「日本一」の称号を得る事になるのですが、宮崎牛は過去に第9回の鳥取大会では「種牛・肉牛の両部門」、第10回の長崎大会では「種牛の部」、第11回の宮城大会では「肉牛の部」と3大会連続で「内閣総理大臣賞」を受賞している実績があるんです。

 

和田明日香氏(中央)・宮崎県庁 畜産振興課 北村明彦氏(右)・宮崎風土 くわんね Quwanne 店長 相川真輝氏(左)

 

そして昨年開催された第12回の鹿児島大会では新たに設けられた肉牛の部における牛肉のおいしさに関する脂肪の質を評価する第7区で再び同賞を獲得しています。

つまり4大会連続、20年間日本一の座を守り抜いている唯一の和牛が宮崎牛という事になるんです!

 

しかし宮崎県としては、この宮崎牛の認知度もブランド力もまだまだ世間に対してPRしきれていないという思いがあり、もっとご家庭でも気軽に宮崎牛のおいしさを体験して欲しいという気持ちが強いそうです。

 

そんな背景があり、今回宮崎県のアンテナショップとして新宿に店舗を構える「新宿みやざき館KONNE」の2階にある飲食店「宮崎風土 くわんね Quwanne」において、料理家・食育インストラクターとして活動する和田 明日香氏を招き、彼女が考案した家庭でも楽しめる宮崎牛を使ったレシピの料理を含めた試食発表会が開催されました。

 

 

 

料理家、食育インストラクターの和田明日香さんが宮崎牛を使った特別レシピ「宮崎のうま味ぎゅうぎゅうすき煮」を披露しました。

 

今回のイベントで提供された宮崎県産の食材などを使用した試食コースの料理がずらりと。

 

 

 

宮崎のうま味ぎゅうぎゅうすき煮

 

 

宮崎牛の旨味が木綿豆腐や玉ねぎ、しらたきに凝縮された絶品のすき煮。

 

ご本人からは宮崎牛の旨みがずば抜けているので、色々とレシピを考えたけどシンプルに余計なものは入れない結論に辿り着いたそう。

 

 

宮崎牛のロース薄切りを使っていますが、脂がしっかりと強めにあるのにすっきりとしていて全く重くない食べやすさ。

 

そしてこの宮崎牛の旨みが、煮込む事で他の食材に染み込みんで脇役である食材の美味しさを1つレベルアップさせてくれる効果があるそう。

 

宮崎県ブランド米「ひのひかり」を合わせましたが、このすき煮とのマリアージュが絶品過ぎてあっという間に完食してしまいました!

 

 

 

宮崎県綾町の白菜漬けやラディッシュ、日南市飫肥町の郷土料理「卵焼き」の盛り合わせ。

 

 

 

同じく綾町の「焼き人参」と日南市飫肥町の名物「おび天」。

 

 

 

宮崎牛イチボの「炭火焼」

抜群の火入れは断面が美しく、レア感も堪らない1品。

八重桜と梅で色付けした日南の海水塩、都城の味噌パウダー、柚子胡椒、更に宮崎の焼肉のタレと言えば「戸村!」と言われる程メジャーな戸村精肉本店のタレを好みで合わせながら。

 

 

 

そして宮崎と言えばこの郷土料理は外せない「冷や汁」が〆ご飯に。

 

 

思わず「これご飯に掛けて良いの?」と思わせるシルエットですが、たっぷりの薬味や豆腐、美空ひばりなどが混ざり合った汁がさっぱりとしていて食が進むんです!

 

個人的にも大好きなメニューで、宮崎に旅行に行った際にはお土産で冷や汁の素を購入してしまう程お気に入りです。

 

 

ちなみに全国には「宮崎牛指定店」というものがレストランや販売店の各カテゴリーであるそうです。

宮崎牛指定レストラン

宮崎牛指定販売店

 

そして今、宮崎牛が生誕50周年を迎えるハローキティとコラボレーションキャンペーンを展開されているそう。

詳細はこちらから

 

調べてみると割りと身近に宮崎牛を手にする事が出来るし、指定レストランも探せば結構あるのでおいしさ日本一の「宮崎牛」を改めて味わってみたいなと感じました。

 

2024年には宮崎県が主催する「Meeeat Up! MIYAZAKI ひなたダイニング」というみやざきフェアも幾つかの都内飲食店が参加して開催されるそう。

 

みやざきブランドの魅力をより身近に体験出来るイベントが今から楽しみですね。