原宿の隠れ家焼鳥「上下西東(じょうげさいとう)」でカウンターデート飯!
原宿のとんちゃん通りを進むと程なく洞窟のような佇まいの建物が現れる。
原宿駅からは歩くと10分程度になりますかね。
竹下通りは歩かずに途中で東郷神社の方に抜けてくると人の流れも少なくてスムーズだと思われます。
まるで地下に降りる洞窟や鍾乳洞を彷彿とさせる隠れ家感満載の焼鳥店「上下西東」さんにお邪魔しました。
上下西東
店内に入るとカウンター席とテーブル席が洞窟の中にセッティングされたようなイメージ。
26席と決して広くは無いですが、この全体感が生み出す雰囲気がとても良い。
乾杯はシャキッとしたくてレモンサワーを。
焼鳥はメニューを拝見してコスパが高い7本を大将にお任せする1,700円をとりあえずオーダーしてみました。
1本目は「だき身」
香ばしいネギと合わせて。
上下西東さんの焼鳥は大山どりを使われてるそうですが、だき身の食感の柔らかさ、肉汁溢れるジューシーな味わいが素晴らしい。
2本目は「丸ハツ」
ハツ特有の歯応えのしっかりした食感、しかしながや柔らかさもあり油がのってる1本。
3本目は「そりレース(モモ)」
モモは好きな部位。
齧った瞬間に肉汁がしっかりと口の中に広がり、脂自体は重く無いのも特徴的。
上下西東さんのモモはそりレースと呼ばれる鳥モモの外側にあるコブの部分との事。
1羽から2個しか取れない希少部位。
カットがかなり大ぶりで食べ応えも抜群だし、柔らかさは際立っていて火入れも抜群。
箸休め的な感じで鳥皮ポン酢をオーダー。
コリコリの食感に爽やかな酸味が焼鳥と相性バッチリ!
4本目は「せせり」
首回りのせせりは歯応えが強く肉汁もしっかりある。
噛むごとに身が引き締まってるのが良く分かります。
5本目は「ナス」
このタイミングで野菜串が出てくるのも憎い。
最後に胡麻を振りかけ風味も良い。
瑞々しいナスの食感からも新鮮さが伺える。
6本目に「手羽」
個人的には食べやすいように骨が外されているのが嬉しい配慮。
表面はカリッと香ばしく焼き上げられ口にした時のサクッ&ジュワーの食感と味わいは秀逸。
そしてラスト7本目は「レバー」
焼き加減はややレアに近いレバーの風味を活かした火入れ。
もう濃厚でなめらかで、且つコクもある味わいは美味いしかないです!
お腹の具合的にはもうちょっと食べれそうだったので追加で2本オーダー。
「ヤゲン軟骨」と「皮」を。
ヤゲン軟骨はコリコリとした心地良い歯応えと肉の旨味も感じられる部位。
ヘルシーな部位でもあるらしいですね。
皮はモッチリとした舌触りとジューシーな脂の旨みが好きな1本。
コラーゲンも豊富と聞くので女子にも人気の部位ですよねー。
〆は「白湯ラーメン」
自家製の白湯を使ってるそうですが、恐らく鶏ガラをじっくりと長時間煮込んだであろう白湯スープは綺麗な色をしていてコクもあり濃厚。
鶏肉もゴロゴロ入っていて贅沢なラーメン。
原宿とんちゃん通りには意外と飲食店がポツポツ立ち並ぶイメージがあるけど、結構カジュアルなお店が割合高い感覚の中、上下西東さんは落ち着いた空間で店内も騒がしくなく、雰囲気も良いので焼鳥デート飯には最適な空間だなと感じました!
【上下西東(じょうげさいとう)】
東京都渋谷区神宮前3-25-8 武山ビル B1
03-3403-6968
ランチ:11:30〜14:00(LO.13:30)
ディナー:17:00〜24:00(LO.23:00)
席数:26席