恵比寿の隠れ家焼き鳥「希鳥」でワインとのマリアージュ!
恵比寿東口から横断歩道を渡ってすぐの好立地な場所ながら、地下ゆえに隠れ家的存在として使える焼き鳥屋へお邪魔して来た。
希鳥
表に看板はなく、気にしてないと見過ごしてしまいそうな程だ・・・
趣のある照明を放つ地下へと歩みを進める…
扉を開けるとオープンカウンターと半個室の空間が広がり、職人が小気味良く焼き鳥を丹念に焼き上げている。
とりあえずお初のお店という事もあり、おまかせコース3800円をオーダーしてみた。
内容的にはスープ、サラダ、レバーパテに焼き鳥6本、野菜2種に麻婆白子のラインナップ。
ドリンクは焼酎から日本酒、ワイン類と和食に合うラインナップが揃っていて、個人的には白ワインをちびりと行くのが好きなんで1杯目はこちらのdomain davidのミュスカデをチョイス。
和食に合う白ワインだけあって、キリッとしたキレのある味わいとフルーティな辛口が焼き鳥にマッチします。!
スタートは鶏ガラの胃に優しいスープから。
この鶏の旨味と優しい味わいが胃に染み渡ります。
滑らかな口当たりとクリーミーで濃厚なレバーパテは癖が全くなく美味い!
1本目は手羽元と胸肉の間のふりそでから。
手羽元に比べると脂分がやや少ないが口に入れると肉汁が溢れます!
続けて丸ハツ。
ハツよりも柔らかな食感で脂がのっている!
特徴的な円錐形の形が印象的な1品。
間を挟んでクレソンサラダがサーブ。
小気味の良い食感と爽やかな風味が鼻を抜け、口の中をリフレッシュしてくれる。
そこで脂身の多いハラミが!
その柔らかい食感と噛んだ瞬間にジュワッと広がる脂がタレとの相性バッチリ!
そして、カサのデカさが半端ないしいたけが!
こちらは美女しいたけと言い長野産だそう。
驚いたのはその柔らかさと噛んだ瞬間に瑞々しい旨味が口の中を埋め尽くします!
軽く味付けされてるので、そのまま甘みと旨みが味わえます!
野菜が美味しいってやっぱ重要です。
続いての1本はザラッとした舌触りと、濃厚な味がレバーに似た背肝。
ジューシーな脂と酸味のあるバルサミコのタレとの相性が抜群!
そしてこれは初めて食べたかな?
ソリという部位。
腰骨の付け根の窪み辺りの部位らしいですが正式にはソリレスと呼ばれ、フランス語で「馬鹿な人は残す」というちょっと刺激的な名称。
要は気付かない人はこの部位を残して捨ててしまうというらしいです。
弾力のある歯応えが噛む程に味わい深くピリ辛の黒胡椒のペーストで頂きます。
そして串ではなく焼きで登場の淡路の玉ねぎ。
その甘みとジューシーさはやはり美味。
そしてこちらが麻婆白子なるもの…
香辛料が効いた本格的な麻婆に白子の濃厚かつまろやかな味がピッタリ!
そこに一口の白米を投入して頂くプチ麻婆丼?的なご飯ものはもっと食べれそう(笑)
2杯目はフレッシュなフルーティさとフローラルな香りとパイナップルの甘みが感じられる飲み口の良いVADIARTIのファランギーナ。
最後の1本白、赤のミックスレバーの濃厚な味とのバランスが良くめずらしく白ワインが進みました!
まだお腹に若干隙間があったので、限定数ながら辛うじて残っていたトリュフTKGを追加で!
これぞ、至福の時(笑)
目の前でトリュフをスライスしてくれ、綺麗な黄金色に輝く卵黄はきんかんを使用していました。
内臓の中にある殻と白身に覆われる前のきんかんは弾力が半端なく箸でつまめる程!
専用のカトラリーできんかんを潰してトリュフとの香りを楽しめる1品です!
デザートはお店名物のしっかりした食感のクラシック・プディングと抹茶アイスを。
抹茶アイスには季節の金柑が添えられていて。
雰囲気のあるカウンターで丁寧に1本1本焼き上げた焼き鳥が頂け、ワインとのマリアージュも素晴らしい総合点の高いお店でした!
【希鳥】
東京都渋谷区恵比寿西1-2-7 恵比寿U・Kビル B1F
03-5784-2355
17:00〜L.O 22:00
完全予約制
日曜定休
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矢吹純(JOE)
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