神楽坂の隠れ家“鳥幸神楽坂店”で焼鳥とワインのマリアージュ

神楽坂からも飯田橋からも程良い距離感のあり、メインの通りからは1本裏路地に入ったひっそりとした場所に何とも雰囲気の良い灯をともす焼き鳥屋がオープンした。

乃木坂や恵比寿に何店舗かを展開している鳥幸さんの神楽坂店だ。

 

鳥幸 神楽坂

 

 

表通りから1本奥に入った場所なので、隠れ家感もあり、落ち着いた雰囲気が何とも良い。

今回はかなりコスパの高い梅コースをオーダーしてみました。

 

突き出しとして出て来たのが自家製のぬか漬け、梅おろし出汁酢に白湯スープ。

スタートに欠かせないのが白湯スープですよね。旨味が凝縮されたスープは胃に優しい味わい。

 

 

すっきりした酸味の梅おろしを摘みながら、串が出てくるのを心待ちにする時間も楽しめる。

 

 

 

と、その前に季節野菜のリーフサラダと前菜3種盛り合わせが。

 

 

食事は野菜から!が鉄板ルール。

シンプルながら新鮮なリーフとドレッシングが相性バッチリ。

 

前菜は、芽キャベツと新生姜のおひたし、鴨のロース、ウドと胸肉の酢味噌和え。

 

 

繊細かつバリエーションも豊富な前菜が出てくるあたりに、食事に対しての期待感も上がってきます。

それにしても1番お安いコースでこのボリューム感はかなりコスパ高い!

 

そしてお待ちかねの串ものが満を持してここから提供されます。

スタートは、せせり・丸ハツ・銀杏の3種。

 

 

せせりは首回りの動きがある部分なんで、しっかりとした歯応えがあり、脂も適度にあり美味。

脂のしっかりのった柔らかさのある丸ハツとの食べ合わせも対比があって面白い。

銀杏ってなんか癖になりますよね。独特の風味と食感が堪りません!

 

続けて、もも・トマトが焼かれてきます。

 

 

王道のももは間違いなくコースに組みこまれますよね。

柔らかな食感とジューシーな旨味が口の中に広がり至福。

 

トマトは甘みがあり口に含むと瑞々しい!

熱々だから口の中はご注意あれ!

 

 

希少部位のハラミやふりそでが組み込まれてるのも嬉しいですよね。

ハラミはジューシーな脂と程良い食感が個人的に好きな部位。

 

 

手羽に比べると脂は少なめながらも上品な味わいが特徴的なふりそで。

全体的な部位の構成バランスが、食べ進めていると心地良い。

コースの串を食べ尽くし、味の良さとしっかりした職人技が良かったので何本か追加オーダーをしてみました。

 

まずは、メニューを見て気になっていた極上レバー。

見た目の艶の美しさに見惚れてしまう…

 

 

ゴロッと大きめなレバーは口の中でとろける感覚。この味わいは逸品なる1串!

そしてもう1本は、焼鳥を食べるとほぼオーダーしてしまうつくね。

 

 

鳥幸さんのつくねは鴨肉が混ぜ込まれている点。

程良い甘みのタレとの相性も抜群。

やっぱ外せない1本です!

 

〆にはどうしても気になっていたフォアグラリゾット。

 

 

滑らかで濃厚なコクのあるフォアグラをリゾットに絡めて頂く何とも贅沢な〆飯でした。

 

職人のしっかりとした仕事ぶりが1本1本から伝わってくる美味しさと、サービスの心地良さ、加えてこの神楽坂のひっそりとした隠れ家感のある立地。

ゆっくりと大人の会話を楽しみながらゆったりとした心地良い時間が流れる良店でした。

 

 

【鳥幸 神楽坂店】

 

東京都新宿区神楽坂3-1 本橋ビル1F

050-5269-8155

月~土 17:00~23:00(LO.22:00)

定休日 日曜

https://kagurazaka-toriko.com/