「TORANOMON LIGHT ART」 都市回遊型アートイベントが初開催!

11月13日(月)からスタートしている都市回遊型アートイベント「TORANOMON LIGHT ART」は、虎ノ門ヒルズ及び、新虎通りエリアにおいて開催されている日本で初開催のイベントです。

 

森ビル株式、新虎通りエリアマネジメント協議会、一般社団法人新虎通りエリアマネジメント、新虎通りエリアプラットフォーム協議会が主催として行われています。

開催日にはオランダからLight Art Collection代表のAlbert Deltour氏が来日し、氏から直接アート作品の説明を受けるツアーをメディア向けに展開しました。

 

Albert Deltour氏

Firefly Field(Netherland)

 

芝生の広場に無数の光が宵闇を飛び交うインスタレーション。

蛍からインスピレーションを受けた作品で、透明なカプセルに収めたLEDライトが予測不能に動き回るさまが印象的です。

光を使用した芸術作品ライトアートは、近年都市における新しい芸術表現や、賑わい創出の仕掛けとして世界中でフェスティバルが開催されるほど人気のイベントです。

 

 

光のフェスティバルのパイオニア、オランダ・アムステルダムのLight Art Collectionとパートナーシップを締結し実施する運びとなったのが今回のイベントの経緯となります。

 

虎ノ門の街の各所にアート作品を展示し、街を回遊しながら老若男女、日本人、外国人を問わず誰もが鑑賞し、交流が生まれるような新しい冬の楽しみ方を提案しています。

 

 

Tornado(Taiwan)

 

自然界における破壊的な現象と壮大なファンタジーを融合させた光の竜巻を表現したインスタレーション。

暗闇に光る光の竜巻に人々は畏怖し、驚愕するのか?それとも魅了されるのか?人類が持つ力に対して今後の世界でどう賢明にその力を使うのかを問うた作品。

 

 

Absorbed by Light(UK)

 

人が座って並びスマートフォンをいじる現代人の典型的現象を表現したい作品。

物理的に存在する人間の体はスマートフォンをいじる事に集中し、心はここにあらず…

その行為が他者にどのような影響を与えるのかを実際にここに座り体験する事が出来るアート作品となっています。

 

 

On the Wings of Freedom(Italy)

 

数百匹もの光り輝く蝶が群れを成して、一気に上昇飛行する様を表現した作品。

一匹の蝶が羽ばたくことにより嵐を引き起こす事もあると言われるよう、無数の蝶が共に羽ばたく事で光とクリエイティビティの嵐を巻き起こすことを願っているそう。

 

 

Nest(India)

 

雌が好むように巨大な巣をつくるニワシドリからインスパイアを受けた作品。

内側から反転ひた構造を持つ外骨格の減速に倣って制作されているそうです。

 

 

My Light is Your Light(Lebanon)

曲線を描くネオンチューブで作られた等身大の6人の人物像は、アーティストが表現した存在の不確かさを物語る難民を描いたもの。

難民が抱く過酷さと希望を抱く感情両方を反映し作品となっています。

Five Stars(US)

 

虎ノ門ヒルズステーションタワーの建築をデザインした平松象平/OMA NYによる特別インスタレーション。

人が、水炊き、自然光、田舎、クルマなどの「動き」が集約されるアトリウムに浮遊するモビールは、変わりゆく空気や光の動きを可視化しています。

 

 

ビジネスの拠点として栄える虎ノ門エリアですが、新虎通りの整備に加え「虎ノ門ヒルズ」の開業により、都市内交通の結節点としての機能が強化され最先端の文化やエンターテイメント、商業の拠点としても大きく進化している街です。

 

このエリアで初開催となった「TORANOMON LIGHT ART」をきっかけに地域全体の更なる活性化を目指し、このイベントが末長く続く事も目指しているそうです。

 

作品は23:00までライトアップされるそうなので、新たなデートスポットや食後の散歩にアート鑑賞などをする人が増えそうですね!

 

 

【TORANOMON LIGHT ART】

2023年11月13日(月9)〜2024年1月8日(月9・祝)

虎ノ門ヒルズ各所・新虎通りエリア

16:00〜23:00

03-6406-6192(10:00〜18:00)