船旅そのものがリゾート体験に!リニューアル高速船「金波銀波」初島へ非日常を運ぶ!

7月12日、高速船「金波銀波」が熱海〜初島間を結ぶ航路に新たに就航した。

 

 

既存船「イルドバカンス三世号」の大改装として誕生した本船は、建築家・川西康之氏による空間デザインで一新され、観光船という枠を超えた“移動型リゾート”として注目を集めている。

 

高速船・金波銀波

 

本船のコンセプトは「船まるごと初島」。

その言葉通り、乗船した瞬間から“島時間”が始まる設計が随所に施されている。

 

 

外装には初島の岩肌を思わせる黒が採用され、熱海レモンを象徴する黄色がアクセントになっている。

 

建築家・川西康之氏

 

内装に足を踏み入れると、初島の自然、地形、文化をモチーフにしたデザインが旅客を包み込んでくれる。

 

 

1階には富士山を模した背もたれのボックスシートや、海を間近に感じられる特等席「金富士」、半個室風のリラックススペースなどが配置され、多様な客層に対応。

 

 

 

 

地下にはUSB電源付きのカウンター席も完備され、デジタル世代にも嬉しい仕様だ。

 

 

2階には遊歩デッキと竹馬風ベンチが広がり、子ども目線で海を楽しめる工夫が施されている。

 

 

3階には人工芝の広場があり、乗船者が思い思いに過ごせる“空中の島”のような空間が広がる。

 

 

この船旅をさらに魅力的にしているのが、今回初めて導入された船内売店の存在だ。

 

 

取扱商品には、「コーヒーハンター」こと川島良彰氏によるスペシャルティコーヒーと、初島産レモンを使用した麦芽不使用のクラフトビールが並ぶ。

 

川島氏のコーヒーは、世界中の農園を巡って選び抜かれた“トップ・オブ・トップ”の豆を使用した逸品。

 

 

完熟豆を手摘みし、自然発酵と天日乾燥を経て熟成された後、加圧包装によって香りを閉じ込めた「Grand Cru Café」シリーズは、JALのファーストクラスでも提供されるほどの品質を誇る。

船上で味わう一杯は、単なるコーヒータイムを豊かな体験へと昇華させてくれる。

 

 

一方、静岡・宇佐美のクラフトビールメーカー「宇佐美麦酒製造」が手がける「伊豆LEMON BEER」は、初島産レモンの爽快な酸味を活かした発泡酒。

 

宇佐美麦酒製造・代表取締役社長
加藤 泰克氏

 

アルコール度数3%の低アルコール仕様で、とうもろこしや大豆たんぱくを使った麦芽不使用の新ジャンルビールだ。

 

 

酵母無濾過による自然な風味と軽やかな飲み口が特徴で、グルテンフリーにも対応している。

 

この一杯は初島の“土地の味”そのものとして、旅の記憶に爽やかな彩りを添えてくれるでしょう。

 

 

「金波銀波」は単なる交通手段ではなく、空間、味覚、そして“旅の始まり”という体験価値を巧みに融合させた、新時代の観光船というイメージを持ちました。

 

初島へ向かう30分の道のりが、リゾートの一部になる…

 

それが本船の新たな魅力となる事でしょう。