藁の香りを纏わせる絶品藁焼きサムギョプサル!新生「わら火 ハチノス」で初体験!

新大久保駅から徒歩5分という好立地の場所に居を構えるサムギョプサル専門店「くるむ」は、新大久保の地でも名の通った人気店。

 

同ビルの地下には元々「ハチノス」という、これまた人気のサムギョプサル店が連日行列を作っていたのですが、そのお店は一度閉店し、眞露が運営する「イスルポチャ」という店舗がオープンしていたんです。

 

そしてこの度そのイスルポチャが閉店し、1年ほどの時を経て再び「ハチノス」がパワーアップをして店名を新たにリニューアルオープンを果たしたんです。

 

表通りを歩いていると、すぐに目を引く豪快な藁焼き看板が飛び込んできます!

 

 

 

わら火 ハチノス

 

 

新たなお店の名物は名称から推測する通り、藁を使ってお肉の旨みを閉じ込め芳醇な香りをお肉に纏わせるサムギョプサルを名物にしているんです!

 

店内は白煉瓦を基調とした、シンプルで清潔感の高い造りはいわゆる雑多なイメージが強い新大久保エリアに於いても圧倒的に綺麗で店内も総じて女子率が高いです。

 

清潔感あふれる店内

 

 

店内入り口には新たに手洗い場を設置したり、店内の換気は3分10秒ですべて入れ替えたり、ビニール手袋を用意したりとコロナ対策に対しても磐石の体制を整えています。

 

 

 

セルフサービスで飲み放題の女子ウケ抜群「デトックスウォーター」サーバーも「ライム&キウイ」「レモン&オレンジ」「ベリー&アップル」と3種が常設されています。

 

 

そして気になる藁焼きサムギョプサルは、骨付きの分厚い肉を焼き網を使ってまずは炭火で両面をしっかりと焼き色がつくまで焼き、肉の表面に良い感じに旨みの脂がジリジリと汗をかくように溢れてきたタイミングで藁に火をつけ、一気にお肉に香りを纏わせながら、肉の旨みをギュッと閉じ込める作業へ入ります!

 

スタートは炭火でじっくりと焼き上げ

藁で香り付けと旨みを閉じ込める

 

 

テーブルにはその時点で瑞々しいサンチュやエゴマなどの葉物野菜が美しく並べられ、味噌ダレや明太子ダレ、ワサビやネギダレが並べられサムギョプサルの到着を待ち侘びている状態に…

 

 

 

 

そこへ美しい焼き色を纏ったボリュームあるお肉が登場!

 

 

卓上に設置されているセラミックを配した遠赤外線を放つコンロに火をつけ、その場でスタッフが骨つきからハサミで食べやすい大きさにカットしてくれるので食べる事に専念出来ます!

 

 

食べやすいサイズにカットしたら更に中までじっくり火を通していきます。

遠赤外線効果でお肉が柔らかくジューシーに、熱々の状態を保てるんですね!

 

 

 

周りがカリッとする位にしっかりと焼き色を付けたら食べ頃です!

 

サンチュやエゴマなど好みの葉物野菜を2〜3枚重ねて熱々の肉を包んで一口で!

 

 

口に含むと、まずは表面のカリカリの食感と藁の香ばしさがとても印象的。そのすぐ後に歯で容易く噛みちぎれる肉の柔らかさに驚愕を覚えます!

 

そして噛み切った次の瞬間には甘い肉汁が口から溢れるんではないか?と焦るほどに口一杯に肉の旨みと甘みが広がってくる…

 

カリッ&ジュワッ・・・の口当たりがもう溜まりません…

 

 

カットした骨を受け皿的な感じで使い焼き過ぎを回避する事に有効活用しています。

 

そしてマリアージュするお酒は、新大久保エリアではここ「わら火 ハチノス」でしか取り扱いがないと思われるマッコリの最上級クラス「ボクスンドガ(福順都家)ソンマッコリ」

 

ボクスンドガ(福順都家)ソンマッコリ

 

 

酵母が生きている純粋な生マッコリで、天然の炭酸がふんだんに入っているのでシャンパンを楽しむような清涼感が特徴的です。

 

2015年のミラノ EXPO 韓国館開館の晩餐会や、ヴェネチア ビエンナーレ 韓国館開館の晩餐会の公式酒に選定されたり、2017年 韓国産業通商資源部の優秀デザイン「2017グッドデザインアワード(GOOD DESIGN AWARD)」や2018年 国際デザインアワード「2018 K-デザインアワード(K-DESIGN AWARD)」に選定されるなど、その評価も高いマッコリなんです。

 

爽やかな飲み口と喉越しはシャンパンより少しコクや甘みを感じる飲みやすいお酒。

 

そして外せないのがこちらの「チャミスル」マスカットフレーバー。

 

 

ショットグラスでいただくのが印象的な数あるフレーバーの中でも1番人気のマスカットは、デザートワインのようなコクのある甘みが非常に飲みやすく、13度ほどありますがグビグビ飲んでしまいます…

 

 

お肉以外にもサイドメニューを豊富に取り揃えているので、サムギョプサルをメインに他にも色々とオーダーしてテーブルは大賑わい!

 

トマトキムチ

 

 

色味だけを見るとエゲツないかたまりが出てきたな!って思うかもしれませんが…

 

トングを使って広げてみると…

 

 

カットされたトマトがゴロッと漬けられてるのが分かります。

 

そして見た目ほど強い辛さではなく、トマトの瑞々しい奄美も感じられる程良い辛さでお酒にも合います!

 

 

チーズキンパ(のり巻)

 

 

海苔の風味とご飯にチーズが巻かれて加熱しているのか?

箸で持ち上げるとトロトロのチーズが食欲をそそります!

 

 

涙のニラチヂミ

 

 

こんなにも美しい色をしたニラチヂミは見たことがない程、鮮やかな発色をしていてサクサクの食感と独特の味わいが抜群の1品。

 

 

チーズボール

 

 

韓国屋台フードの定番とも言えるチーズボールは、独特のモチモチ&柔らか食感とチーズの風味が物凄い強いデザート感覚っぽく食べれるメニューで、ついついてが出てしまう「おつまみ感覚」が良い。

 

 

コムタンスープ

 

 

美しい白濁したコムタンスープは、しっかりと骨からも旨味が出て、凝縮された濃厚な味わいとお肉もゴロゴロ入った〆に外せない1品です。

 

 

ホットク

 

 

シナモンの風味が香ばしいモッチリした食感が独特。

齧ると中からは黒蜜のような甘い蜜が溢れ、甘すぎない大人スイーツ。

 

かなり久々に来訪しましたが、店内は勿論コロナ禍という事で、換気面・衛生面と徹底した対策を取られているし、空間が広いので他のお客様とのソーシャルディスタンスもバッチリ。

 

セラミックを配した焼き台に変更されているので、今までよりもお肉の柔らかさやジューシーさが増し、お肉もサッパリいただけるという見事なパワーアップも果たしていた感想を持ちました。

 

依然として新大久保エリアには多くの人の流れがあるように見えたので、なおさら「わら火 ハチノス」のように清潔感のある広い空間で感染対策を万全に整えている店舗の需要は高まるだろうなぁと感じました!

 

 

【わら火 ハチノス】

 

東京都新宿区大久保2-32-2 林ビル B1F

03-3202-0005

4/21までの時短要請に応じて21:00閉店