銀座に志かわ初のバレンタイン限定食パン「贅沢カカオ食パン」が2/1(木)から期間限定で発売!監修はテオブロマ土屋公二氏

2018年9月13日に銀座本店をオープンし、5年を迎えた高級食パン専門店「銀座に志かわ」。

 

和モダンをコンセプトとした銀座に志かわの店構えは、京都の一澤信三郎帆店作成のインパクトのある「食パン」という文字が記された暖簾がインパクトがあり、とても印象的です。

 

銀座に志かわの高級食パンと言えば、「水にこだわる」のが有名で、独自開発したアルカリイオン水を仕込み水に使う事でカナダ産の最高級小麦やバター(マーガリン不使用)、生クリーム、はちみつなどの素材のうまみを最大限引き出し、上品な甘さや耳までやわらかい絹のようななめらかでしっとりした食感の食パンを生み出している事が人気の理由。

 

そんな銀座に志かわが初となるバレンタイン限定の食パンを発売するにあたり、コラボレーションを依頼したのが日本を代表するショコラティエの1人で、「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ」のオーナーシェフ、土屋 公二氏。

 

 

同じカテゴリーのコラボレーションは数々経験されている土屋シェフも、異なる業種「高級食パン」からのオファーには当初驚きを覚えたそう。

 

このコラボレーションに際して、テオブロマとして名前貸しだけにならずにどんな役割を果たせるかを考えた上で今回実現したのが、土屋氏が携わる「マダガスカルカカオプロジェクト」を絡めるという事。

 

マダガスカルカカオプロジェクトについて話す土屋氏

 

マダガスカルカカオプロジェクトとは、2016年から2018年5月まではJICA(国際協力機構)協力のもとに取り組みが始まり、それ以降はテオブロマ独自で進めているマダガスカル・アンバンジャ地域の低所得者農民への援助活動との事。

 

実際にマダガスカルへ出向き、目の前のお金が必要な為にいかに早く現金化するかしか考えられず、結果クオリティの低いカカオ豆を生産してしまい安くしか売れないという負の連鎖を繰り返す現地の農民に対して、カカオ豆の発酵指導などを行い、品質の良いカカオ豆を作る事でより高くカカオ豆を販売する事が出来、高い収入を得る事が出来るという仕組みと意味をしっかりと伝えていく素敵な活動を展開されています。

 

アフリカ諸国では唯一マダガスカルだけが生産しているフレーバービーンズという、ベリー系のはっきりした酸味が特徴のフルーティさのあるカカオ豆を今回のバレンタイン限定食パンに使用しています。

※このチョコレートの売上金の一部はマダガスカルの小規模農家へ寄付されます

 

 

このテオブロマの持続可能なチョコレート生産を目覚すマダガスカルカカオプロジェクトに惚れ込んだことが、今回のコラボレーションの熱烈なオファーの発端になっているそうです。

 

注目のバレンタイン限定食パンは、このマダガスカルのチョコレートを使った2種類を展開しています。

 

テオブロマ監修 贅沢カカオ食パン

 

ビターチョコレート×オレンジピール(右)ミルクチョコレート×マカダミアナッツ(左)

 

国産小麦を使用した贅沢カカオ食パンは、水は同じくアルカリイオン水を仕込み水に使い、たっぷりのチョコレートを練り込んで銀座に志かわならではの耳までやわらかなしっとり生地に仕上げています。

 

更にその生地に、ランダムに砕いたビターチョコレートとスペイン・バレンシア産の香り高いオレンジピールを練り込んだ商品と、同じくランダムに砕いたミルクチョコレートと甘みと香りが楽しいマカダミアナッツを加えて焼き上げた商品が完成しました。

 

 

ビターチョコレート×オレンジピール

 

 

ミルクチョコレート×マカダミアナッツ

 

 

共に生地は銀座に志かわ特有の、なめらかさ、やわらかさに加えてしっとり感がしっかりと感じられる仕上がりに。

 

そこにチョコレートの力強さがバランス良く再現され、180℃で約30分焼成する事でチョコレートの油分がバランス良く溶けて、固形分は食感を楽しめるようにしっかりと残っている絶妙な焼き上がりになっています。

 

完成までにはかなりの苦労があったそうで、実は12月6日に開催された発表会の3日前に完成品として銀座に志かわサイドから、土屋氏に完成の報告があったそうです。

 

テオブロマオーナーシェフ 土屋 公二氏(右)と銀座に志かわ製造部長 竹村 喜和氏(左)

 

この報告の前に完成の試食を実は済ませていたそうですが、そこから更にブラッシュアップをしていたそうで。

 

それを実食した土屋氏は「前回からこんなにも変わるのか!」という程に美味しさが格段に上がっていたそう。

 

翌日に生のまま焼かずに食べても美味しかったのはこの最終段階での完成品だったそうです。

 

土屋氏曰く「そのまま食べてもしっかりと美味しく、オーブンやフライパンで両面をうっすらと焼いても美味しい」との事。

 

更にはアレンジメニューとして、「ほんの少しの無塩バターを塗り、はちみつとフランボワーズなどのジャムを載せたらもう贅沢な朝食になりますよ!」とオススメされていました。

 

チョコレート好きにこそ食べて貰いたいというカカオの香りと味わいがしっかり感じられる限定食パンは、マダガスカルカカオプロジェクトという社会貢献にも寄与する素晴らしいコラボレーションとなっています。

 

可愛らしいキューブ型のシルエットと、テオブロマ×銀座に志かわのオリジナルステッカー付きのギフトバッグで販売されるので、バレンタインのギフトとしては勿論、自分へのご褒美にとしてもお薦めという事。

今から来年の2月1日が待ち遠しいです!

 

【テオブロマ監修 贅沢カカオ食パン】

発売日:2024年2月1日(木)~2月14日(水)

価格:2,000円(税込)

内容量:キューブ型食パン 2個セット

主原料:小麦粉、上白糖、チョコレート、マカダミアナッツ、オレンジピール、塩、生クリーム、シナモン

販売:全国の銀座に志かわ店舗