日本橋三越本店スイーツコレクション テーマは「覚醒。」
先日お邪魔した日本橋三越本店のバレンタインプレビューにおいて気になったブランドがいくつかあった。
日本橋三越本店2020スイーツコレクションプレビュー
「チョコレート愛への目覚め」と「醒めないチョコレート愛」をキーワードに、セレクトされたショコラブランドたち。
【CHOCI TOKYO<チョキ東京>】
2018年に四谷にオープンしたフランス人ショコラティエが作るチョコレートボール専門店、CHOCI TOKYO。
色とりどりの鮮やかなカラーリングのチョコボールは着色料不使用。
日本橋三越本店の限定品、ヘーゼルナッツラズベリーコーヒーや人気商品のナッツミックスなど、種類豊富なチョコボールから自分好みを探してみる楽しさもある。
【岡田美術館チョコレート】
岡田美術館チョコレートの専属マスターショコラティエとして腕を振るうのは、デカダンス・ドゥ・ショコラのオープニングやブルガリ・イル・チョコラートのマスターショコラティエとして活躍し、ドラマ「失恋ショコラティエ」の監修なども務めた三浦直樹氏。
思わず目を惹かれてしまうショコラは、葛飾北斎生誕260年にあたり、北斎の名画を鮮やかに表現している。
その繊細な絵柄と独創的な味の組み合わせは他には見る事の出来ない唯一無二のショコラだ。
【JOHN KANAYA(ジョンカナヤ)】
JOHN KANAYAの2020年ショコラのテーマは「紳士が愉しむSomething C」
Chocolat Cognac Cigare Cafe
様々なシーンのショコラを提案している。
中でもインパクトのある葉巻をかたどった日本橋三越本店限定のChocolat du Cigare-葉巻ショコラは、スコッチウイスキー「アラン10」を使い、ミルキークーベルチュールを薄くて巻き上げた職人の技が感じらる逸品。
口溶けの良いガナッシュとクーベルチュールの食感とミルフィーユのようなパリッとした口当たりをシガーを燻らすようにゆったりと余韻に浸りながら愉しむショコラ。
更に、LUXURY BONBON3種のアソートは、お酒の風味を贅沢に感じられるショコラ。
それぞれ京都のクラフトジン「季の美」、スコッチウィスキー「アラン10」、ベネズエラのラム「ディプロマティコ」を使ったバレンタイン限定のショコラだ。
【セゾン ド セツコ 京都ショコラトリー】
セゾン ド セツコ 京都ショコラトリーがショコラで表現するのは“SHIKI”。
1年を通して移り行く「四季」、季節の自然にインスピレーションを受ける豊かな「色」彩、歳時ならわしに根差し、現代に脈々と息づく様「式」美。
季節における素材や趣きを感じる色調、伝統的な作法や慣習という京都ならではの和の要素を大切にしながら創作スイーツを日本が誇る文化とともに世界に発信するブランドだ。
職人が1粒1粒丁寧に描く、まさに匠の技を感じる季節のショコラは思わず見惚れてしまう。
また五感を刺激するイートインとして自分で作るショコラドリンクも提案する。
砕いたショコラをミルクと合わせて茶筅で混ぜ合わせて作る「茶筅ショコラドリンク」は、ビターショコラと抹茶ショコラの2種。
ショコラは蜂蜜とラズベリーと胡椒、抹茶ショコラはきな粉と黒蜜と柚子をトッピング出来る。
京都ならではの、まるで抹茶を点てるかのような背筋を伸ばして凛とするようなショコラドリンク。
ここ数年でバレンタインというものが多様化する中、自分だけの楽しみ方やお気に入りを発見する楽しみ、友達への贈り物やパートナーへのプレゼントなど、様々な形のチョコレート愛の探求を日本橋三越本店で体感してみてはいかがでしょう。
【日本橋三越本店スイーツコレクション2020】
場所:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
東京都中央区日本橋室町1-4-1
会期:2020年1月29日(水)~2月14日(金)