オリーブオイル・ワールドツアースタート!「オリーブオイルで世界をもっと美味しく」
今年2年目を迎えるスペイン産のオリーブオイルPRを目的としたキャンペーンがある事をご存知だろうか?
その名も・・・
オリーブオイル・ワールドツアー
キャッチフレーズは「オリーブオイルで世界をもっと美味しく」
昨年立ち上げられたこのキャンペーンは、25歳以上の都市部に住む中間所得層を主なターゲットにし、アジアで延べ36億人以上にアピールする事に成功したそう。
昨年はオリーブオイルの利点について、的を絞ったPRを展開しましたが、2019年の目標はオリーブオイルの新たな消費者を獲得する事。
具体的には、消費者に対してオリーブオイルの非常に多品種にわたる内容について知識を深めて貰う働きかけをし、日々の食事の中にオリーブオイルを取り入れて貰う事との事。
そんなオリーブオイルの啓蒙活動、2年目のオリーブオイルワールドツアーにお邪魔させていただきました。
スペイン産オリーブオイル専門職連携非営利団体のマネージャー、テレサ・ペレス氏から本イベントについての説明などお話をいただきました。
そして本年の目標である、新たな消費者の取り込みと日々の食卓にオリーブオイルを取り入れて貰う為にアンバサダーとして選ばれたのが、精進料理「shojin 宗胡(SOGO)」オーナーシェフの野村大輔氏。
ミシュラン常連の「精進料理 醍醐」を実家に持ち、3代目料理長として腕を奮った後に独立して「shojin 宗胡」をオープン。
精進料理人として、精進料理の可能性を広げる活動、食育や日本料理の啓蒙活動にも精力的な野村氏がオリーブオイルを取り入れた精進料理をデモンストレーション含めて目の前で披露するイベントには、多くの記者関係者が集まっていました。
今回使用するオリーブオイルは「オヒブランカ」という種類。
スペインの広い地域で栽培されるオヒブランカの意味は「白い葉」、他のオリーブオイルの葉に比べると白っぽいそうです。
植物独特の強目の草っぽさと、ほのかな苦味、胡椒のようなピリッとした辛みが特徴的なオリーブオイル。
吉野葛を使ったオリーブオイル豆腐碗
胡麻の風味、オリーブオイルの優しい味わいがポイントになった椀もの。
柔らかな味が胃に染み渡ります。
デモンストレーションの後は、実際にオリーブオイルを使った「shojin 宗胡」の料理をお弁当スタイルで実食ささていただきました。
メニューラインナップは以下の通り。
松茸煮ころがし、すだち、青唐
shojinカツ、サラダ
ダツの胡麻酢和え
カリフラワー、ひよこ豆ソース
ピーマン、マコモダケ、エノキ、三つ葉の炒め
蒟蒻天婦羅、茄子の揚げ浸し、豆腐旨煮 新じゃがのチーズ焼き
石川芋の磯辺揚げ
紅白なます
蓮根ねぎ味噌焼き、銀杏
バラちらし寿司
バラちらし寿司は、具材の豊富さと彩りの美しさに圧倒されます。
柿を使った紅白なますは胡麻ダレとオリーブオイルのコラボレーション、濃厚なねぎ味噌とオリーブオイルの蓮根ねぎ味噌焼きや、石川芋の磯辺揚げなどバリエーション豊富なメニューが1箱に詰められた夢のようなお弁当。
普段何気なくスーパーなどに並んでいるオリーブオイルを見ていますが、日本のオリーブオイルの輸入量は年々伸びていて、その輸入先の多くはヨーロッパなんだそう。
スペイン産のオリーブオイルは、日本の消費量の約64%を占める程に割合が大きいそうです。
オリーブオイルを多用するスペインは、現在長寿国世界一の日本を2040年には追い抜く試算が出ているんだとか。
健康面を考えると、今後日本でもオリーブオイルの需要は益々上がってくるのではないでしょうか?
今後11月まで、キャンペーンプロモーションとして、渋谷の立体交差点大型ビジョンを利用した動画放映や、羽田空港第1ターミナル2階にキャンペーンブースを設置し来場者がアンケートに答えてコンテストに参加出来るような取り組みも実施中です。
今後様々な場所で、スペイン産オリーブオイルを目にする機会が増えそうな予感です!
【オリーブオイル ワールドツアー】