都内では希少!新宿イカセンター本店で味わう天然カワハギの肝刺し・刺身が絶品過ぎる!

都内、神奈川の全7店舗で新鮮な魚介類が楽しめる人気店「イカセンター」では、目利きの担当者が直接漁師とコミュニケーションを取り、千葉県館山市の船形漁港から毎朝魚を買い付けています。

 

買い付けた魚介類は、専用の自社トラックでそれぞれの店舗へ配送するという徹底した鮮度へのこだわりと、卸を通さず全てを自社で完結する事で名物のイカは勿論、エンザラやカワハギなどの高級魚をお値打ち価格で消費者へ提供している企業努力を惜しまない会社なんですね。

 

そんなイカセンターでは、都内でここまで鮮度の良い食材には出会えないであろう新メニューをスタートしているんです。

それは11月頃から、冬に備えて栄養を蓄えた肝が絶品の高級魚「カワハギ」。

デリケートな魚だけに、味は鮮度によって大きく左右されますが、一般に出回っているカワハギは活け〆された養殖物が多く、鮮度はどうしても低めのものが多いのが現状なんだそう。

 

一方イカセンターのカワハギは、漁港で獲れた天然のカワハギを生きたまま自社トラックで輸送し、注文が入った段階で店舗の生け簀から取り出して調理する為鮮度の違いは明白なんです。

 

天然カワハギの肝刺し・刺身

 

 

当然ながら、こちらのカワハギも少し前まで生け簀の中で泳いでいた鮮度抜群の食材です。

 

店内の生け簀の漁港から運ばれた新鮮な魚介類

 

 

透き通る薄ピンク色の刺身は鮮度の良さの象徴

 

こちらの新メニュー「天然カワハギの肝刺し・刺身」は肝の半分は肝刺しでいただき、もう半分は肝醤油にしてカワハギの刺身と一緒にいただく贅沢な内容。

 

そして天然のカワハギの身は、養殖物の真っ白な色味に対して薄っすらとピンク色張りがあり、歯応えのある食感と甘みが味わえます。

 

鮮度抜群の肝刺し

 

オススメとして出していただいた日本酒は高木酒造の「十四代 吟撰」

 

 

甘口が多いイメージの十四代の中では、甘さよりもやや辛口よりでキレのある爽やかさを感じる喉越しが印象的で刺身に物凄く相性が良い。

 

そしてカワハギと並んでお店のオススメとして紹介されたのが「鯖」。

 

鯖専用のお酒があるので是非合わせてお召し上がり下さいと紹介されたのが、その名も「鯖光る」

 

鯖光る

 

辛口食中酒(左)と純米大吟醸(右)

 

個人的に考えてみると、鯖って炙りしめ鯖位しか料理のレパートリーとして食べた事ないかもしれない?と思った…

 

辛口食中酒には、焼き塩鯖や鯖のみりん干しなどほ料理が合うそう。

 

 

合わせたのは燻製の2種類。燻製の方法で鯖の色合いが変わるのがとても印象的です。

 

皮目が美しい金色に光り輝くのが冷燻製で、林檎のチップを使って燻製にされてるそう。爽やかな香りが鼻に抜ける口当たりも優しく仕上がり。

 

 

一方こちらの温燻製は桜と杉、ほうじ茶の葉をブレンドしたもので燻製していて、口当たりは燻製香がしっかり目で鯖の主張も強めな感じ。

燻製の食べ比べって面白いという発見もありました。

 

 

鯖の脂をスッキリとさせてくれるキレのある辛口は、様々なバリエーションのサバメニューをいただくのに持ってこいの存在で箸も思わず進んでしまいます!

 

純米大吟醸は鯖の刺身や〆鯖、生鯖寿司などとの相性が良いそう。

 

 

合わせたのはこれまた初めて食した鯖の生ハム。鯖を塩のみで3日間寝かせたものとの事。

 

シンプルな調理法ですが、鯖の味わいが物凄く強く出ていて鯖そのものの旨味と塩味のバランスが絶妙、且つオリーブオイルと合わせる事でまろやかさもプラスされ確かに日本酒が進む…

 

 

純米大吟醸の味わいはスッキリとクリアな飲み口で、優しい味わいなので料理の邪魔をせず日本酒がちょっと苦手な人にとっても、飲みやすいと思われます。

 

他にも印象的なメニューのラインナップが豊富過ぎて、その鮮度の良さと味わいの奥深さに度肝を抜かれますが、特に気になったのは「あん肝の味噌煮」や「黄金鯵(きあじ)のフライ」。

 

あん肝の味噌煮

 

 

何?…この濃厚な味わいといつまでも舌に絡みついて離れない旨み…

これいつまでも永遠につまんでられるし、つまんでいたい衝動に駆られる逸品でした!仕入れ状況や調理人の関係でなかなかレシピ化出来るものでもないメニューもあるので、全てのイカセンターで食せる訳ではないそう。

ちなみにこのあん肝の味噌煮は、渋谷店を取り仕切っている加藤さんが考案されたそうです。

 

黄金鯵(きあじ)のフライ

 

 

鮮度抜群の黄金鯵を使っている為、旨味をギュッと詰め込み身が半分近く縮こまるそう。

 

 

そして驚きはこの鯵フライの身の厚み!

普段居酒屋などのお店で目にする鯵フライって結構薄っぺらいじゃないですか…鮮度の良い鯵フライってこんなに身の旨みが感じられホクホク&フワフワの食感なんだな…と衝撃を受けました!

 

イカセンターのバリエーション豊富なメニューを担当されているのが写真の宮内統括料理長と、開発担当で渋谷店の店長をされている加藤さん。

 

宮内統括料理長(左)と開発担当加藤氏(右)

 

いまイカセンターではコロナ禍の中、全店舗において新型コロナ感染症の拡大防止策として、お客様の距離をしっかり保てるソーシャルディスタンスは勿論間仕切りの配置、各テーブルに手指消毒スプレの設置や従業員のマスク着用と注意の徹底を図っています。

 

新しい取り組みとしてwebページにおける通販事業への強化も図り、イカセンターの自慢の料理がご家庭でいただけるというステイホームに対する戦略にも力を入れているとの事。

 

例年とは違い、年明けのこのシーズンでも大人数での宴会や新年会は激減している現状に対して、企業として全力で頑張ります取り組まれている姿勢には感服するし、応援する意味でも少人数でたまには新鮮で美味しい料理を食べに行きたい衝動に駆られますね。

 

 

【イカセンター 新宿総本店】

 

東京都新宿区西新宿7-10-13 ガイアビル5F

[月~土]
17:30~23:00 (L.O.22:20)

[日・祝]
15:00~22:00 (L.O.21:00)

新年は1/5(火)より営業

※東京都からの飲食店時短要請に応じ、1/11(月)まで22:00閉店

03-3366-2600

http://ikacenter.com/