DIG THE LINE BOTTLE & BAR 日本初上陸クラフトビール店を京都新風館にOPEN!

京都に本社を構えるDIG THE LINE株式会社が、”Connecting Craft”をスローガンにした日本初上陸のヨーロピアンクラフトビールの輸入・販売をスタートし、2020年春に京都の新風館に初のフラッグシップショップ「DIG THE LINE BOTTLE & BAR」をオープンする。

オープンは4月16日(木)予定。

 

DIG THE LINE BOTTLE & BAR

 

 

社名であるDIG THE LINEとは、DIG(見いだすこと) LINE(つなぐこと)から、人と人をつなぐ。街と街を、世界と日本をつなぐ。クラフトの今を見いだしながら、遠く未来へ伸び続ける。そんな想いが込められている。

大きなテーマは「ヨーロッパ最先端のクラフトビールを日本へ。」

トータル6カ国21ブルワリーが日本に初上陸を果たす事になる。

 

 

フランスからは最先端のIPAをつくるBrasserie Popihn(ポパン)やワインたるやコニャック樽を使うBrasserie La Debauche(デポーシェ)。

スウェーデンからはフルーツを使ったビールが特徴的なBrewski(ブリュースキ)。

ベルギーからはAntidoot Wilde Fermenten(アンディドート)、オランダからは野生酵母で醸す「ワイルドエール」の新鋭Tommie Sjef Wild Ales(トミーシュフ)などが上陸する。

 

樽詰めとボトル、缶は全てがリーファーコンテナ(冷蔵管理コンテナ)か航空便で管理し、日本へ輸入する。

 

 

先日どこよりも先駆けて、DIG THE LINEが運営する目黒のクラフトビールバー「Another 8」で試飲会が執り行われた。

 

 

 

スウェーデンからはBrewskiからMarcus Hjalmarsson氏が、Tommie Sjef Wild AlesからTommie Konenen氏が来日しクラフトビールの魅力を語られた。

 

Marcus Hjalmarsson氏(右)

 

 

Tommie Konenen氏(右)

 

 

スウェーデンのクラフトビール界の第一人者でもあるMarcus氏がつくるビールは、フルーツをふんだんに使ったIPAやサワーエールが最大の特徴。

 

自ら主催するビアフェスBrewskiは4年目を迎え、世界中から108のブルワリーを招き7000人を動員するヨーロッパ最大のビアフェスにまで成長させたクラフトビールコミュニティになくてはならない存在。

 

 

Brewskiの代名詞でもあるMangofeber

Marcus氏が初めてつくったビールでマンゴーの風味が口いっぱいに広がり鼻から心地良く抜ける感覚には驚愕を覚える。

ビールが苦手な人にも受け入れられる作品だ。

ちなみにこのマンゴーのロゴデザインもブランドロゴもMarcus氏の息子が幼少期に手掛けたものだという。

ロゴデザインに至ってはMarcus氏が1000円で買い取ったという逸話も。

 

一方で、Tommie Konenen氏がつくるワイルドエールは、ワインのように野生酵母で醸し樽で寝かせてつくる独特の酸味が特徴的なビール。

何と19歳からビールつくりをスタートし、若干25歳にしてヨーロッパで絶大な人気を誇るワイルドエールのブレンダーとなった。

工房を持たない彼は、ランビックを購入してブレンドし、熟成させることで彼にしか生み出す事の出来ないワインのように芳醇なレシピではつくれないアートのようなビールをつくる。

 

合わせる料理は京鴨のつくねを使ったライスバーガーや長芋のフライなどクラフトビールと相性の良いメニューを中心に考えられている。

 

 

 

 

 

 

DIG THE LINE BOTTLE & BARがテナントとして入る京都新風館は、Ace Hotel Kyotoが上陸する事でも話題になっているが、ホテルを訪れるインバウンドにとっても、また日本で味わった事のないクラフトビールを楽しめる日本人にとっても貴重な存在となり、日本と世界をつなぐ拠点となる事だろう。

BARでは8タップのクラフトビールと日本酒を提案し、料理とのマリアージュが楽しめる。

更に8タップのビールやブース特設のエキストラタップのビールは、専用のクラウラーを使いオリジナルの缶に詰めてテイクアウトも可能。

BOTTLEブースには特設のショーケースを備え、インポートするビールは勿論国内外からセレクトするビールのボトルや缶、日本酒も取り揃えているのできっと好みのものが見つかるはず。

飲食店にとって食事やお酒とともに重要なアイテムの1つでもある「音」に関しても、プロオーディオブランド「Taguchi」とコラボレーションしたスピーカーとDJブースを配置し、ラウンジでのイベントなども企画中という。

クラフトビールと食事、音と人、様々な交流が生まれ、つながり、発展していく新たな世界が創出される場所となる事だろう。

京都を訪れるのが楽しみになった。

 

 

【DIG THE LINE BOTTLE & BAR】

 

4月16日(木)OPEN予定

京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2外 新風館1F

11:00~予定

03-6803-8656(問い合わせ)