奥入瀬渓流ホテルで苔散歩と渓流テラス朝食!
翌朝は早くから苔散歩を楽しませて貰いました!
奥入瀬の特徴である苔を切り口にした『自然を楽しむ体験プログラム』として歩かない奥入瀬を楽しむ内容になっている!
『普段なかなか目に見えにくいものに焦点を当て、視点を変えると日常に普通にある自然というものがこれだけ楽しくなるんだ』というのを理解して貰いたくて作ったプログラムだそう。
冒頭で歩かない奥入瀬を楽しむ…とあったが散歩なのに歩かない?と思いませんか?
その理由は以下の通り!
14kmある奥入瀬渓流には川と同じ目線で遊歩道が繋がっていて軽装でも楽しめるのが大きなポイント。
四季折々の良さが感じられ、晴れた時だけでなくむしろ雨でしっとり濡れた時に苔が綺麗に出るので雨でも楽しめるという考え方が出来るのも面白い!
普通なら晴れてる方がテンションが上がるけどむしろ雨でもテンションを上げてくれるという発想の転換!
そしてここが歩かない奥入瀬のポイント!
歩ける距離は14kmあるものの苔を観察しながらなので500m程歩くか歩かないかでかなりの時間が費やされるんです!結果的に往復でも1㎞歩くか歩かないか程度なので、日本一歩かないネイチャーツアーを目指していると仰ってました。
苔のセットに付いているルーペを使用し間近で苔を楽しみながら散策をするのが特徴だからそれぞれ足を止めてルーペで覗き込む人達が殺到(笑)
奥入瀬の景観の要素として川、森、岩、苔、シダなどがあり大自然に囲まれ空気も澄んでいてまさに日常を忘れられる空間になっている!
石ヶ戸というスポットは、昔奇人の松という女盗賊が住んでいたと言われている巨大な一枚岩の場所。
岩の上から木が沢山生えているんですね!通常岩の上に植物は生えませんよね?
しかし木と岩の間に生えている苔が沢山有る事で苔をクッションに岩の上でも木を生やす事が出来ている変わった場所。
苔の胞子体に水が付くと苔の宝石と呼ばれるとても素敵な現象が拝見出来るのでそれも苔散歩の醍醐味!
モフモフしたジューシーなコケが至る所に群生しています!
実物の蛇苔と呼ばれる種の苔もここで確認する事が出来る。蛇の鱗のような模様の見た目のいかつさとは裏腹に蛇苔の表面をこするとほんのり柑橘系の良いにおいがするのが面白い特徴。ゆっくりと自然を体全部で感じながら散歩するってかなり癒されます!
「渓流モーニングカフェ」
渓流の途中にはこんなカフェスポットが!
いつもよりちょっと早起きして、奥入瀬の美しい渓流を眺めながら目覚めのコーヒーを飲む無料プログラムも普段では体験出来ないスペシャルさがあります!
シュールな画じゃありませんか?(笑)
ホテルに戻って朝食を。
「渓流テラス朝食」
名称通り爽やかな朝の訪れを渓流沿いのテラス席で優雅に楽しむという何とも贅沢な朝ご飯タイム!
残念ながらこの日は小雨が降る朝だったので実際は室内での朝食となりました。
生ハムとハーブのサラダ りんごのドレッシングと共に
奥入瀬エッグベネディグトホタテとベーコンの2種
風味豊かなハーブウインナーと温野菜が添えられ黒胡椒とオランデーズソースと共に♫
3種のパン
クロワッサン、紅茶ソフトパン、、マルティグレインロール
季節のフルーツ ヨーグルト メープルシロップを合わせて
食後は少し時間を空けてからラウンジ「森の神話」にてスイーツタイム♫
岡本太郎氏の大暖炉と森に面した大きな窓が特徴的で奥入瀬渓流ホテルでも存在感の高い空間。
薪の燃える香りをかぎながら昼はカフェとして、夜はBarとして楽しめる寛ぎの空間なんです♫
「苔玉アイス」(8月31日迄)
奥入瀬の涼しさの象徴「苔」をモチーフにした抹茶アイスにほうれん草のパウダーをまぶして苔玉を表現したデザート。下に引いてあるのは青りんごのジュレ。爽やかなサッパリした食感が夏の暑さを忘れさせてくれる…
「幸せリンゴのミルフィーユ」
生のリンゴをスライスして重ね合わせるアートな1品。フジの糖度13%以上のリンゴを使用しルバーブのジャムをトッピング。周りのソースはミントと蜂蜜のソース。リンゴの甘みがしっかりと感じられる食べて美味しい見て楽しめるスイーツ!
「湧水コーヒー」
まろやかな湧水で入れる後味爽やかな珈琲。丸山珈琲をフレンチプレスで楽しむ事も出来る♫希望が有れば自分で豆を挽く事も可能なんだそう。
奥入瀬渓流ホテルは屋外でのアクティビティの充実度も高くホテル内のあらゆる場所で様々な楽しみ方も出来るかなり満足度の高い施設だと感じた!まさに都会でのストレスや疲れを一気に取り除いてくれる非日常の癒しの世界に導いてくれる!
【奥入瀬渓流ホテル】
青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
0570-073-022(9:00〜20:00)