進化系真っ黒おでんに舌鼓!おでん屋 ずぶ六で驚愕の痛風盛りを喰らう!

六本木ミッドタウンからすぐの飲食店が軒を連ねるエリアに新たにオープンした「おでん屋 ずぶ六」

 

おでん屋 ずぶ六

 

 

一風変わった店名は、江戸時代に流行っていた酔っ払い度合いのランキングの呼び名“ずぶ三〜ずぶ十二”までのレベルの中で、ずぶ六になるまで呑み食べして欲しいという思いから付けられているそう。

 

畳敷きの店外のテラス席から、店内はカウンター、テーブル席と六本木の喧騒から外れた路地裏に粋な大衆酒場が誕生した。

 

 

酒のアテに抜群のマスカルポーネチーズタワー

 

 

甘みの利いたマスカルポーネチーズと塩っ気のあるルヴァン(のようなもの?)との合わせが止まらなくなる味わい。

 

 

ドリンクはその時々の旬のフルーツを丸ごとすり下ろしたサワー。

果肉がゴロゴロ入った飲みごたえ抜群の1杯。

 

洋ナシのまるごとすりおろしサワー

 

 

生本マグロの刺し盛りや中落ち骨付き刺し、脳天トロ串などの新鮮な魚にもかなり力を入れている。

艶感も素晴らしいが、脂がのっていて口に含むととろけてなくなる感覚の食感!

 

 

 

そして何と言ってもずぶ六のウリは、今や予約必須のおでんの名店「びぃすとろ汁べゑ」から引き継いでいる黒おでんだ。

 

 

おまかせの黒おでん盛り合わせ

 

 

印象的な真っ黒の出汁は、たまり醤油に鰹と煮干しを合わせ、肝臓の働きを助けるしじみの旨みを加えたもの。

 

大根やがんも、ちくわを始め自家製の海老しんじょうやつみれなど約20種類を常備する。

見た目の真っ黒さとのギャップがある味のさっぱりさ、具材にしっかりと旨味が染み込み噛みしめるたびに食材と出汁の旨味が口いっぱいに広がる。

 

<出汁がしっかり染み込んだ、ちくわぶ(奥)とちくわ>

 

半熟玉子の雲丹イクラのせ

 

 

一口で頬張る旨味の凝縮はクセになる美味さ!

雲丹の濃厚な旨味、イクラの弾ける食感、半熟玉子との食べ合わせ・・・

抜群でしかない美味さ。参りました!!

 

 

 

本マグロ脳天トロ串

 

 

本マグロの焼き上げた風味と食感、程よい脂がネギと合う。

生ものが続いたタイミングでの焼きがまた良いバランスで。

 

岩海苔の雲丹乗せ

 

 

岩海苔の少し強めの塩っ気に雲丹のまろやか且つ、濃厚な味わいが海の幸独り占めって感じ!

 

 

手捏ねつくねのぱりぱりピーマン

 

 

つくねの肉の旨味、ピーマンのぱりぱりの食感、独特の苦味が心地良い。

白米が欲しくなってしまう・・・

 

 

通風盛り

 

 

雲丹、イクラ、タラコに白子…

名称通り、まさに通風まっしぐらな盛り合わせ!

これを食べて痛風になるなら甘んじて受け入れてみたくなるかも・・・

 

 

当然ながら、黒おでんのクオリティの高さは流石で、海鮮も美味いしメニューの創作性もかなり高いことに驚かされた。

 

表通りの賑やかさから少し離れた場所で、しっかりと作り込んだ料理の数々がいただける貴重な場所として人気がすぐに出てしまうだろうと予感させる「おでん屋 ずぶ六」。

 

また近くお邪魔したいと思わせるお店だった。

 

 

【おでん屋 ずぶ六】

 

東京都港区六本木4-5-13 岩渕ビル1F

03-6812-9240

18:00~24:00(LO.23:30)

定休日なし

46席