星野リゾート『青森屋』は唯一無二の存在!その魅力に迫る!vol.1
星野リゾートが展開する施設の中でも唯一無二の存在である青森屋。
前回プレスツアーにお邪魔して施設の案内をほんの一部だけ頂き個人的に気になっていた施設だった。
どうしても気になって9月にお邪魔してきたんです♫
まず青森屋というと気になるのが圧倒的なその施設の敷地の広さ!!
かっぱ沼を中心に公園をぐるりと1周すると3~40分位かかるんです。
施設内にある旧渋沢亭まで足を伸ばせば1時間ほどの良い散歩コースにもなる。
このかっぱ沼は湧き水と雪解け水で出来た、川と繋がっていない沼の為流れがほぼ無くいつも穏やか。
今までこの公園は再建のために先に館内の方に注力していたためなかなか手を付けることが出来ない箇所だったそうですがこの1年でやっと着手出来るようになってきたそう。
足を向けていただくためのコンテンツとしてりんご馬車などの動きのある賑やかな企画を行なっていたのだが、それに加えて足湯や見晴らしテラスを作ることで“静”の公園も楽しめるように展開中との事。
特に夕方以降のライトアップでは“静”を感じる空間が多くお薦めポイント。
ちなみにエントランス手前の大きな施設は今壊していて来年あたりに散歩の経路として芝生だったり
リンゴの木を植えたりし、新たな散歩コースを作るなど諸々計画中で更なる進化が楽しみ!
そして前回訪れた際は工事中だったかっぱ沼手前には新しく完成した足湯があり烏賊釣漁船を模した形をしている。
もちろん源泉かけ流しでタオルも完備しているので手ぶらで楽しめるのが嬉しい。
営業時間は朝5:00~23:00までとかなりロング。夜のライトアップは池に浮かぶ景色も綺麗でとても幻想的だ!!
足湯に浸かりながら公園全体を見回せる一番良いところなので散策を楽しんだら是非ここで一息入れたい所。
その足湯から正面に見えるのは浮見堂。現在かやぶき屋根の張替え中。
差し替えた後はすごく黄金色になって綺麗に見えるが3ヶ月後くらいにはまた茶色に変わってしまうそう。
今頃はきっと見頃なのでは??通常は全面シートを張って見えなくするのだけど、工事の工程などとても珍しいのでそこもあえて見せつつ工事している。
本当は今年する予定ではなかったそうですが急遽かやの用意が出来、職人が用意出来たということで工事を行っているんですって。
一つ工事するのに何千万とかかるけど通常かやぶき屋根は煮炊きを行っていれば2~30年もつらしく設備投資として十分だそう。
夜のライトアップは工事の足場も相まってとても幻想的な雰囲気で今しか見れない景観かもしれない!
足湯の隣には見晴らしテラスが絶賛建設中で公園があるのは青森屋だけなのでそこを活かして春先には炬燵なども設置する予定だそう。
沢山の咲き誇る花々を炬燵に入りながら楽しんで貰う・・・そんな季節ごとに楽しめる内容を計画なんですって♫
こりゃまだまだ変貌を遂げる施設って事です!!
夜には提灯の貸出や笛の演奏などを行っているので夜のお散歩も勿論趣があって日中とは違う表情が見て取れる。
浮御堂の近くにある元々展示などに使用していたスペースには柱を一部赤く塗ってライトアップしている。
それによってあそこには何があるのだろうと公園の奥にまで足を運んでもらえるよう視覚的に工夫も。
公園の一番奥には荷物を運ぶポーター役のポニー『のれ』と『それ』がいて、食事処の南部曲屋の向かいには馬車の馬の家があり
りんご馬車で働く2頭の馬がいる。公園内を歩くだけで自然との触れ合いも可能なんです♫
色んなお話を頂いて小腹が減ったのでランチタイム。
施設の地下にあるじゃわめぐ広場の先にあるヨッテマレ酒場で頂きました。
こんな案内板もあったりして到着までにも賑やかさが感じられる♫
ユニークなその名は気軽に“寄ってしまえる”と“酔ってしまえる”の2通りに意味をかけた酒場。
夜は大人から子供まで楽しめる様々な催しを行っているそう。
頂いたランチは三沢発祥と言われている“バラ焼き定食”バラ焼きは鉄板で提供されるタイプと焼いてもらうものとが選べる。
お洋服などが心配な人は焼いて持ってきてもらうのも良いが鉄板で提供される方が断然雰囲気がある。
グツグツと煮込んで頂くバラ焼きは絶品でした♫
夜と比べるとリーズナブルな値段も魅力。
何とここのタイミングで青森屋総支配人の渡部さんが合流してくれた!!
新卒採用の忙しい真っ只中の時期にも関わらずご一緒していただき感謝感激!!
丁度地元の高校生などを面接していたそうで、やはり大きい地元の施設が積極的に採用することで地域貢献にも役に立つのだとか。
地方に対する企業の在り方ってものについてしっかりした考えがあるのは流石です。
ジョーが感じていたように前回の訪問はやはり昼間の時間であったから一番魅力を伝えにくかったと渡部さんも考えていたそう。
それなので今回は実際体験して貰って直接説明も出来たらなと思って声をかけてくださったそう。
有り難きお話です!!
渡部さん曰く
『この青森屋は再生してきた施設になるので、星のやと同じことをやってきただけではダメだ』という考えが根底にある。
でも星のやと違い、再生してきたからこそ星のやでは出来ない事が出来る部分がある。
そういった面白さを大きなテーマとして『静と動』で表現しようと考えたそう。
大きな野望としては青森屋を1つの街のようにして何十年後かには台湾の九份やベトナムのホイアンの様な
人の手で作られた文化遺産のようなものを目指せたら良いなと思っているとの事。
壮大で素敵な野望です!!
『静』を表現するだけではどうしてもグループ内でも競合が多く、逆に『動』だけで表現するには星野リゾートという看板がある意味邪魔をする。
星野やに対して世の中の人が持っているブランドイメージとは『動』だけでは合いにくい・・・
落ち着いた『静』の部分と賑やかさのある『動』・・・この2つの空間が上手に共存してごちゃ混ぜにないように展開する事こそが
青森屋が星野リゾートの中で唯一無二の存在になれる。
そう確信して赴任してから3年目になる中で赴任1年目に比べるとかなりその空間の住み分けが徐々に良い形になってきている。
でもまだまだこれからもっともっと良くしていきます!!
そう語る渡部さんの目はキラキラしていました!!!
そしてここ「じゃわめぐ広場」では自身で体験可能な“じゃわめぐショー”だったり“リンゴジュースの出る蛇口”や
“ほたて絵馬”・“津軽弁ラジオ体操”など無料のアクティビティが充実していて施設の地方性や個性が感じられとても特徴的。
元々は星のやらしく星のやの各施設にある“のびのび深呼吸”、“ヨガ”、“奥入瀬ブレス”のようなおしゃれなネーミングの催しが青森屋にもあったんだそう。
しかしある日渡部さん自身がラジオを聞いた時に津軽弁でのラジオ体操を初めて聞いてリアルに何を言ってるのか分からなく
一人で爆笑したのがきっかけで閃いたそう。
『他の地方から来たお客様にとって現地の方言ほど新鮮なものはない。』
かつ小さい頃殆どの人が体験し体に染み付いたラジオ体操の動きがあるので言葉が理解できなくても体が反応する。
そう!!だからこそ誰でも参加しやすいイベントとなっているんです!!
このラジオ体操も大人気のイベントなんだそう。
星野リゾートでありながら徹底的に個性を追求した青森屋。
他の施設のように複数の同じ施設がないからこそスピード感を出せるのも魅力。
こうやって色々話をしている最中にも渡部さんと広報の櫛引さん二人から『青森屋を楽しく過ごしてもらう為』のアイデアが沢山出てくるのが驚き。
現状に満足せず、常にハングリーな気持ちでより良い施設造りへの飽くなき探求心を強く感じる!
トップの方がそういった考えであるということはお客様視点として考えるならば本当に嬉しいことだと思う。
だって常にそういう変革を考えてるって事は訪れるタイミングで違った表情が見れるって事だから・・・
内容盛り沢山なんで夕食以降はまたvol.2でお伝えします!!
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